アジリティー@スケール

アジリティー@スケールには、3段階ある。(これは強いて言うなら規模のレベルである)

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3つの段階すべてが重要である。上の図から分かるように、これらの段階はそれぞれ次の段階の基礎となり、相互にサポートしあっている。アジリティー@スケールのこれら3つの基本レベルを確認してみよう。

1. “戦術的”アジリティー@スケール
戦術的アジリティー@スケールは、IT開発チームへのアジャイル/リーン戦略の適用に関連する。ここには、あらゆる大きさのチーム、地理的に離れているチーム、法規上の制約があるチーム、複雑なドメイン(問題領域)に取り組んでいるチーム、複雑な技術を使用しているチーム、アウトソースを含むチームなどへのアジャイルの適用が含まれる。以下の図2はこのようなスケーリング要因をまとめたものである。これにより、IT開発チームはそれぞれに異なる状況下にあり、その状況を考慮してDA(Disciplined Agile)フレームワークをテーラリングする必要があることが分かる。

2. “戦略的”アジリティー@スケール
戦略的アジリティー@スケールは、組織全体にまたがったアジャイル/リーン戦略の適用に関連する。ITの観点で見ると、ここにはIT開発チームの大部分と共に、エンタープライズ・アーキテクチャー、運用、ITサポート(ヘルプデスク)、ポートフォリオ管理、ITガバナンス等のチームが含まれる。企業レベルで見ると、IT部門以外のすべての部門・チームが含まれる。以下の図3は戦術的・戦略的にアジャイルがどのようにスケールするかを示し、図4はDA(Disciplined Agile)のプロセスの概観である。

3. リーン・エンタープライズ
リーン・エンタープライズは、市場の変化を予測し、素早く対応することを可能にする。これは、その組織が直面している状況下で、変化を促進する組織文化や組織構造によってなされる。リーン・エンタープライズには、主力ビジネスの中での学びのマインドと、イノベーションを駆動する根本的なリーン&アジャイルなプロセスが必要である。

【図2】ソフトウェア開発コンテキストフレームワーク(SDCF)の複雑さの要因
Context Factors

【図3】戦術的&戦略的なアジャイル開発プロセスのスケーリング
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【図4】DA(Disciplined Agile) 2.x フレームワーク
Disciplined Agile IT

オリジナル:Agility at Scale
http://www.disciplinedagiledelivery.com/agility-at-scale/
(翻訳 中佐藤麻記子)

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