PMIとDisciplined Agile最新情報(2019.11)

Disciplined Agile コンソーシアムが運営する会員向けメーリングリストでは、定期的にレターが配信されるのですが、去る11月6日のレターでいくつか情報が提供されたので、こちらにご紹介します。

その前に・・・

【新しいロゴ】

  • DAの新しいロゴマークが出来ましたw。それがぁ〜こちら!

pmi_prdsrv_pmp_logo_hrz_fc_rgb

・・・はい、次行きますw。

【PMIの現時点でのプランや意向】

  • PMIからは推進プランがいろいろ出てきているみたいです。ざっと挙げると・・・
    (“※”印は、翻訳者による補足です)

    1. 現行のDAパートナー制度が、新しい形(※詳細は不明)でPMIへと統合されます。
    2. 2020年末までに、DAのインストラクターを全世界で200人以上に増やします。
    3. PMIの世界中の支部(300に及ぶ)で、DAのエキスパートを育成する”DAチャンピオンプログラム”が導入されます。
    4. 新しい認定プログラムが予定されています。まずは、2020年1月からDAリーンスクラムマスター(DASLM)、それ以降DAリーンプロダクトマネージャー、DAプログラムマネージャーが予定されています。
    5. 最近PMIが獲得したFLEX(バリューストリームの最適化し、SAFeチームを進化させたり、他のスケーリングアプローチを含む)のコンテンツを統合させます。
    6. 2020年1月以降、世界中でDAワークショップを企画しています。
      (※:このワークショップはDAコンソーシアムのころから行われており、Web上でスケジュールも公開されていましたが、それを継続していくという意味。いまのところアジア圏での現地開催は予定されていませんが、ネット上でのバーチャルな会は予定されています)。
    7. 3タイプのトレーニングが1月以降提供される予定です。
      • ILT(※講師が対面で行う、いわゆる”教室での講義”)
      • ヴァーチャルライブトレーニング(※:ネットで参加する、録画ではない講義)
      • コンピュータベーストレーニング(※:録画のオンライン教育)
    8. DAの知識ベースがリファクタリングされます。デリバリーチームの周囲の利害関係者や非IT分野での利用を意識して、拡張しやすいものにすることが目的です。
    9. キャリアパスやスキル開発のための、長期視点での認定プログラム制度が提供されます。
    10. 上記のイニシアティブをサポートできるよう、(※DAコンソーシアムが所有している)バックエンドのシステムやWebサイトをPMIのシステムに統合する。

 

【日本では・・・】

DAD本の翻訳を起点にこのDAD2.0に合わせてボランティアで翻訳を進めてきたこのサイトですが、上記の方針を受けて、PMI日本支部の方と顔合わせの会を持ちました。詳細はまだ開示できませんが、大まかに言うと、次のような感じ

  • DAの日本での紹介・導入について、PMI日本支部と筆者(藤井他)は、今後協力を密にしていくことで合意しました。可能性としては、セミナー、教育コース、書籍等々いろいろ考えられますが、まだ話が始まったばかりなので、今後詰めていきつつ、いろいろ決まり次第告知させていただきます。
  • 当サイトの維持管理については、まだ会話が始まっていません。上記8にあるように、DAの知識ベースのリファクタリングが始まっており、おそらく書籍も変わってくると思われるので、それらの様子を見ながら、日本語版サイトの同期については、(誰がやるかも含めて)今後PMI日本支部と相談になると思います。
  • 当サイトの更新の方針が決まるまでは、このまま公開を続けておきます。プロセスコンテンツそのものにはあまり手を入れるつもりはありませんが、最新情報は出来る範囲(=許される範囲)で投稿していきます。

 

【個人的な所感】

上記の計画を見ても「がっつりやる気だな」という感じが伝わってきますが、今回それをさらに実感したのが、PMI日本支部と(おそらくその上位の)アジアパシフィック(以降AP)の反応の早さでした。

買収されたばかりで知財の扱いについては日本支部側でもまだ把握しきれていないご様子。

  • 「セミナーで使う資料が厳密に指定されて改変はまかりならん」とかなんとか
  • 「認定を受けていないやつが、公の場で好き勝手話したらあかん」とかなんとか

なんてことをこちらは心配し、日本支部の方に確認したところ、「APのほうに確認する必要あり。ただし返事が来るのは2〜3週間」と言われていたのですが・・・確認の問い合わせをしていただいたところ、APからは即日の返信で、しかも、

  • ”協力歓迎”
  • ”日本でどんどん進めて良い”
  • ”全面的にサポートするよ”

的なキラキラ美しい文言が。

どうやらScott Ambler氏/Mark Lines氏がAPの担当者と話を通していてくれたらしく、筆者が予想していた以上に(そして心配とは真逆に)、スムーズ&前向き&サポーティブでした。

・・・ということで、PMI日本支部と密に協力しつつ、DAのメリットを享受する人をさらに増やすべく、微力ながらお手伝いさせていただこうと、想いを新たにした昨今でございますmOm

藤井智弘 2019.11.16記

 

 

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